-
トップ
>
-
一頻
読み方 | 割合 |
ひとしき | 83.3% |
ひとしきり | 12.5% |
ひとつきり | 4.2% |
岩野泡鳴氏は文士や
画家が
片手間の生産
事業としては養蜂ほど
好いものは無いといつて、
一頻りせつせと蜜蜂の世話を焼いてゐた。
草木及び
地上の
霜に
瞬きしながら
横にさうして
斜に
射し
掛ける
日に
遠い
西の
山々の
雪が
一頻光つた。
凡てを
通じて
褐色の
光で
包まれた。
来る
度に何のかのと申しますのを、
体好く
辞るんで御座いますけれど、もう
憥く来ちや、
一頻なんぞは毎日
揚詰に為れるんで、私はふつふつ
不好なんで御座います。