“包”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つつ29.2%
くる22.8%
つゝ17.2%
つつみ12.7%
つゝみ7.1%
づつ3.4%
づつみ2.2%
つつん1.1%
かこ0.7%
パオ0.7%
(他:7)2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“包”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸30.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)7.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
余は鶏柵内けいさくないのミズクサの木の根を深く掘って、こもつつんだまゝ眠った様なデカの死骸をほうむった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
やがて、つつみがかれると、なかから、数種すうしゅ草花くさばな種子たねてきたのであります。
青い花の香り (新字新仮名) / 小川未明(著)
諸大名方へのお出入りも出来、内弟子外弟子ひっくるめると、およそ千人の門弟が瞬間またたくまに出来上ってしまいました。
正雪の遺書 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
で、弦光のひとり寝の、浴衣をかさねた木綿広袖どてらくるまって、火鉢にしがみついて、肩をすくめているのであった。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いつか睡魔すいまおそはれて、ゆめとなくうつゝとなく、いろ/\のおもひつゝまれてとき
それをかみつゝみまして、かみうへにもとうさんをおく言葉ことばいてれました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
その一人の甲は、こもで包んだかさばった四角なつつみを肩に乗せ、乙は小さな竹篭たけかごを右の手に持っている。
この悪念でも、さすがはおんなで、つつみゆわえましたは、継合つぎあわせた蛇の脱殻ぬけがらでござりますわ。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
濱島はまじまおくつてれたかずある贈物おくりものうち、四かく新聞しんぶんつゝみ
「さうら」と卯平うへい荷物にもつしばりつけた煎餅せんべいつゝみ與吉よきちしてやつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そして、そのままあひるをはなして、バケツとふろしきづつみをげて、父親ちちおやあといかけました。
縛られたあひる (新字新仮名) / 小川未明(著)
「いつでもげる用意よういをしていれよ。バケツとふろしきづつみをわすれんでな。」と、父親ちちおやがいいました。
縛られたあひる (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、ふところから、あかいふくさづつみを取り出して、小判や、小粒をザラザラと膝にこぼして見せて、
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
よって機上で消費すべく二人前のランチを命じ、代金を払って受取りがわりの切符を貰う。これを飛行機のなかで呈示してランチづつみと交換するのだ。
踊る地平線:04 虹を渡る日 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
そのずいはしで突出して塩胡椒を加えてトースパンへせましたのです。時によって骨ごと布巾ふきんつつんでお客に出す事もあります」小山の妻君「私はスープが一番先へ出る者と思いましたがスープの前にこういうものが出ますかね。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
時にお登和さん、私はこういう話を聞ました。東京のある氷店の主人が大層アイスクリームを上手にこしらえ平生へいぜい客に自慢するそうです。その家へ洋行帰りの紳士が来て和郎おまえの家のアイスクリームは大層上等だそうだが土産みやげにするから五人前ほど紙へつつんでくれとこういったのです。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
不意を打たれて芳は危く昏倒せんとして、僅に身を支へた、其處を、勝に乘じた群衆はなほ、執念強く、取りかこんで、凡そ息のある限り、滅多無性に打ちすゑんとする、刹那の急。
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
自分達のへやは地面の上の穴倉みたような所で、四方共頑丈がんじょうな建物だの厚い塗壁だのにかこまれて、縁の前の小さい中庭さえ比較的安全に見えたけれども、周囲一面から出る一種すさまじい音響は、暗闇くらやみに伴って起る人間の抵抗しがたい不可思議な威嚇いかくであった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「いいパオだ。全くいいパオだ。ああいう熱い奴を食べれば、ああいう血饅頭はどんな癆症ろうしょうにもきく」
(新字新仮名) / 魯迅(著)
「あのパオは上等だ、ほかのものとは違う。ねえそうだろう。熱いうちに持って来て、熱いうちに食べたからな」
(新字新仮名) / 魯迅(著)
乾符をりて六合をべ、天統を得て八荒をねたまひき。
老婆や新一が思いだして覗いてみると敷きっぱなしにしてある夜具の中にくるまっていたり、時とすると夜具の上に腹這いになって何か独言を云っていることもあった。
狐の手帳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
八「はせな、おら此処ほけへおいさすゝみざの脇差わしざしざのはぞうしさな」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
父君ちヽぎみさらなり母君はヽぎみにもいへはぢとてつヽむを、かせまゐらするではなけれど
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かならずふか子細しさいありて尋常なみならぬおもひを振袖ふりそでつヽひとなるべし
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
机の上に昨日きのふ持つて帰つた学校のつヽみが黒い布呂敷の儘で解きもせずにつてる。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
三千代はかさをつぼめて、風呂敷づゝみを抱へて、格子のそとつてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
また庭内にある蒙古の家屋、支那語で「ハオ」と云ふものを見せて説明せられた。