“づつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
54.5%
25.0%
6.8%
4.5%
2.3%
2.3%
頭撞2.3%
頭突2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この鐘楼しゆろうの石段は屹度きつと一つだけ土にでも埋もれてゐるんぢや無からうか。今一つづつ踏んで居るのに、うしても段拍子だんびやうしに合はない。」
「そんないいものですといいのですが、どうせつまらないものです。」と、おとこはふろしきづつみをいて、くろくなった仏像ぶつぞうかれわたしました。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
前衛:300メエトル 附け剣 前へ 大道だいだう 散兵 熱心 激励 群馬ぐんば わき うなじ 褐色 銅色どうしよく 気息いきづかひ プラス 背嚢はいなう 30キロ 警戒=大秤量機ひやうりやうき 鉄屑 貯金づつ 怯儒きよだ:3戦慄 号令 石 熱狂 敵 誘導物 敏捷 名誉
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
足曳の山の猟男さつをが火縄づつ取りて出で向ふ冬は来にけり
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
之を二兒に平分せんと欲する時は一つづつなる可し。然れども其分量、大小等を論ぜば猶其精を得たりと爲す可からず。故に之を秤穪して分つ時は、稍其精を得るに近かる可し。
尚白箚記 (旧字旧仮名) / 西周(著)
き、き、君の態度は卑怯ひけふだ。はなは信義すんぎを欠く。た、た、誰にも言はぬなんて、づつーに言語道断であるんで、ある。わすはソノ方を五日間の停学懲戒ちようけいに処する。
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
カチャンといふ音一ツで、千万金にもと思つて居たものは粉砕してしまつた。ハッと思ふと憤恨一時に爆裂した廷珸は、夢中になつて当面の敵の正賓にウンと頭撞づつきを食はせた。
骨董 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ドンとつて、いぬ頭突づつきに、とびらいた。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)