『雪霊続記（せつれいぞくき）』

機會がおのづから來ました。 今度の旅は、一體はじめは、仲仙道線で故郷へ着いて、其處で、一事を濟したあとを、姫路行の汽車で東京へ歸らうとしたのでありました。——此列車は、米原で一體分身して、分れて東西へ馳ります。 其が大雪のために進行が續けら …

著者	泉鏡花
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別	旧字旧仮名
読書目安時間	約13分（500文字/分）
朗読目安時間	約21分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

唯（ト） 尖端（とつたん） 衝（つゝ） 寂寞（さびしさ） 宛然（そつくり） 大（おほき） 分（ふん） 許（ゆるし） 上（うへ） 矢張（やつぱ） 引（ひつ） 嚇（くわつ） 刀（たう） 頭突（づつ） 閉（しま） 上（あ） 聳（た） 聲（こえ） 眞（まつ） 盲（めしひ） 婆（ばゞ） 埋（うも） 危（あやぶ） 前（まへ） 凍（こほ） 凍死（とうし） 分（ぷん） 頂（いたゞき） 間（あひだ） 閉（とざ） 一片（いつぺん） 通（とほ） 透（とほ） 訪（たづ） 瞑（ねむ） 皆（み） 爺（ぢい） 父（ちゝ） 方（はう） 故郷（こきやう） 思出（おもひで） 少（すく） 家（いへ） 大（おほ） 向（むき） 一事（あるよう） 龍（りう） 魂（たましひ） 馳（はし） 響（ひゞ） 降（お） 銃（じう） 重（かさな） 連（つらな） 起（おこ） 許（ゆる） 裝（よそほひ） 蘇生（よみがへ） 茫然（ばうぜん） 苛（いら） 自（みづか） 群（むらが） 米（よね） 碧（あを） 疎（まばら） 留（とま） 爺婆（ぢいばあ） 煽（あふ） 泡沫（あわ） 死力（しりよく） 此（これ） 柳（やな） 旅舍（りよしや） 旅宿（りよしゆく） 斜（なゝめ） 數（すう） 恥（はづ） 心臟（しんぞう） 心（こゝろ） 徒（いたづ） 底（そこひ） 巴（ともゑ） 己（おのれ） 山脈（さんみやく） 居（ゐ） 尾（を） 家名（いへな） 大（だい） 夜（や） 壓（あつ） 埋（うづ） 吹雪（ふゞき） 吸（すひ） 十（と） 包（つゝ） 列（れつ） 入（はひ） 其（それ） 使（つかひ） 何（なに）

題名が同じ作品

雪霊続記 （新字新仮名）／ 泉鏡花 （著）