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碧
ふりがな文庫
“碧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あお
64.3%
みどり
17.2%
あを
12.3%
みど
1.8%
へき
1.8%
あい
0.9%
ぺき
0.9%
あーを
0.4%
さお
0.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あお
(逆引き)
日光
(
)
の加減で
碧
(
)
くも見えまたある時は黄色くも見えまた黒くも見えるように、その紅巾も日光の加減で様々の色に見えるのであった。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
碧(あお)の例文をもっと
(50作品+)
見る
みどり
(逆引き)
戸を明くれば、十六日の月桜の
梢
(
)
にあり。
空色
(
)
淡
(
)
くして
碧
(
)
霞
(
)
み、
白雲
(
)
団々
(
)
、月に
近
(
)
きは銀の如く光り、遠きは綿の如く
和
(
)
らかなり。
花月の夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
碧(みどり)の例文をもっと
(39作品)
見る
あを
(逆引き)
空のやうに
碧
(
)
いひろい野原のまんなかに、眼のふちの赤い支那人とたつた二人、荷物を間に置いて向ひあつて立つてゐるのでした。
山男の四月
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
碧(あを)の例文をもっと
(28作品)
見る
▼ すべて表示
みど
(逆引き)
右手の窓の外に、高い
樅
(
)
の木が半分見えて後ろは
遐
(
)
かの空の国に入る。左手の
碧
(
)
りの窓掛けを
洩
(
)
れて、澄み切った秋の日が
斜
(
)
めに白い壁を明らかに照らす。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
碧(みど)の例文をもっと
(4作品)
見る
へき
(逆引き)
僧都
紺青
(
)
、
群青
(
)
、
白群
(
)
、朱、
碧
(
)
の御蔵の中より、この度の儀に就きまして、先方へお遣わしになりました、品々の
類
(
)
と、数々を、念のために申上げとうござりまして。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
碧(へき)の例文をもっと
(4作品)
見る
あい
(逆引き)
薄紅
(
)
い影、青い
隈取
(
)
り、水晶のような可愛い目、
珊瑚
(
)
の玉は唇よ。揃って、すっ、はらりと、すっ、袖をば、
裳
(
)
をば、
碧
(
)
に
靡
(
)
かし、紫に颯と
捌
(
)
く、
薄紅
(
)
を
飜
(
)
す。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
碧(あい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぺき
(逆引き)
背後の岡には、草堂風な一
宇
(
)
が見え、道は楊柳を縫うて隠れ、
渓水
(
)
は落ちて、荘院の庭に一
碧
(
)
の鏡をたたえている。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
碧(ぺき)の例文をもっと
(2作品)
見る
あーを
(逆引き)
碧
(
)
い
碧
(
)
い空の中
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
碧(あーを)の例文をもっと
(1作品)
見る
さお
(逆引き)
まっ
碧
(
)
な空では、はちすずめがツァリル、ツァリル、ツァリルリン、ツァリル、ツァリル、ツァリルリンと鳴いて二人とりんどうの花との上をとびめぐっておりました。
虹の絵の具皿:(十力の金剛石)
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
碧(さお)の例文をもっと
(1作品)
見る
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
あお, みどり, ヒャク, ヘキ
“碧”を含む語句
碧玉
碧空
碧緑
碧血
碧梧桐
碧々
碧色
深碧
碧海
淡碧
碧藍
碧眼
金碧
碧瑠璃
碧瑠璃海岸
一碧
碧流
碧瞳
碧波
碧水金砂
...
“碧”のふりがなが多い著者
中里介山
徳田秋声
吉川英治
中島敦
泉鏡太郎
蘭郁二郎
田山花袋
蒲原有明
泉鏡花
谷崎潤一郎