“みどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミドリ
語句割合
44.2%
32.3%
15.5%
美登利2.4%
美登里0.8%
翠緑0.8%
翠色0.8%
青緑0.8%
碧藍0.4%
碧緑0.4%
空翠0.4%
0.4%
美鳥0.4%
葉黄0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この絵本の色彩は歌麿が『吉原年中行事』と同じく各色の間に配合せられし二色は常によく全画面の色調を温和ならしめたり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
谷あいの草原を飾る落葉松や白樺の夢のように淡い、物寂びた郭公の声、ぶような山鳩のなく音、谷の空を横さまに鳴く杜鵑
秩父の渓谷美 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
時は九月の中旬、残暑はまだえ難く暑いが、空には既に清涼の秋気がち渡って、深いの色が際立って人の感情を動かした。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「たけくらべ」に正太が美登利に向って水道尻の加藤でいっしょに写真をうつそうと云うくだりがある。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
またおしゃまな娘美登里の住んでいた大黒屋の寮なども大方このあたりのすたれた寺や、風雅な潜門の家を、そのまま資料にしたものであろうと
里の今昔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
翠緑をへだてて宮城にむかふ建築が、歐米各國の樣式であつて、調はないといふやうにもきいてゐるが、わたくしなどには、それらの諸建築が宮城外廓の、日本式の白壁に相對して
東京に生れて (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
それは狻猊か何かの、黄金色だの翠色だのの美しくえ造られたものだった。畳に置かれた白々とした紙の上に、小さな宝玩は其の貴い輝きを煥発した。女は其前に平伏していた。
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
彼等がひねもす物語をした客殿の青緑であつたと書いてある。あまり物もたべず、酒ものまず、ただ乾杏子をたべて、乾葡萄をたべて、涼しい果汁をすこし飲んでゐたかもしれない。
乾あんず (新字旧仮名) / 片山広子(著)
碧藍の天地へ流したそれを、かいつまんで伝えればこんなことになる。
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
天地の碧藍が、太陽の光りをして、の色に包まれて輝いている。
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
明澄な碧緑の空気の中におくと、広い額の下に、ふっくらした眼瞼に守られた、きれ長な、細い、長い眼が——慈眼そのもののような眼もとが、モルガンが日本で見た
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
裏の酒井の墓塋の大樹の繁茂が心地よき空翠をその一室にらした。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
汝また知るべし、一の罪とともに、まさしくこれと相反する咎、そのをこゝにらすを 四九—五一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
妹の美鳥がしきりに心配して止めているのであった。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
若松の芽だちの葉黄 ながき日を 夕かたまけて、熱いでにけり
歌の円寂する時 (新字新仮名) / 折口信夫(著)