青緑みどり)” の例文
れ目の前に青緑みどりあらわし、その枝を園に蔓延はびこらせ、その根を石堆いしづかにからみて石の家を眺むれども、もしその処より取除とりのぞかれなばその処これを認めずして、我は汝を
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
彼等がひねもす物語をした客殿のとこ青緑みどりであつたと書いてある。あまり物もたべず、酒ものまず、ただ乾杏子をたべて、乾葡萄をたべて、涼しい果汁をすこし飲んでゐたかもしれない。
乾あんず (新字旧仮名) / 片山広子(著)