翠緑みどり)” の例文
翠緑みどり眼醒めんばかりの常磐樹ときわぎが美しい林間の逍遥路を作り、林泉の女神の彫刻の傍にはいずれが女神と見紛う真っ白な肌もあらわ
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
翠緑みどりをへだてて宮城にむかふ建築が、歐米各國の樣式であつて、調はないといふやうにもきいてゐるが、わたくしなどには、それらの諸建築が宮城外廓の、日本式の白壁に相對して
東京に生れて (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)