トップ
>
翠微
ふりがな文庫
“翠微”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すいび
70.0%
すゐび
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいび
(逆引き)
翠微
(
すいび
)
の
間
(
かん
)
に
一抹
(
いちまつ
)
の煙がある——煙の下にはきっと火がある、火の近いところには人があるべきものにきまっています。
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
殊
(
こと
)
に、美奈子達の占めた一室は、ホテルの建物の右の翼の
端
(
はずれ
)
にあった。開け放たれた窓には、早川の対岸明神岳明星岳の
翠微
(
すいび
)
が、手に取るごとく迫っていた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
翠微(すいび)の例文をもっと
(7作品)
見る
すゐび
(逆引き)
大井
(
おほゐ
)
、
中津川
(
なかつがは
)
の諸驛を過ぎて、次第に木曾の
翠微
(
すゐび
)
に
近
(
ちかづ
)
けるは、九月も
早
(
はや
)
盡きんとして、
秋風
(
しうふう
)
客衣
(
かくい
)
に
遍
(
あま
)
ねく、虫聲路傍に
喞々
(
しよく/\
)
たるの頃なりき。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
その詩は便宜上仮名まじりにすると、「絶頂の新秋、夜涼を生ず。鶴は松露を翻して衣裳に滴る。前峰の月は照す、一江の水。僧は
翠微
(
すゐび
)
に在つて竹房を開く。」
文芸鑑賞講座
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
翠微(すゐび)の例文をもっと
(3作品)
見る
翠
漢検準1級
部首:⽻
14画
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
“翠”で始まる語句
翠
翠巒
翠色
翠緑
翠帳紅閨
翠簾
翠紗
翠帳
翠暫
翠嵐
検索の候補
僧在翠微開竹房
“翠微”のふりがなが多い著者
高浜虚子
正岡子規
徳田秋声
中里介山
田山花袋
菊池寛
芥川竜之介