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翠巒
ふりがな文庫
“翠巒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すいらん
75.0%
すゐらん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいらん
(逆引き)
渓流と
翠巒
(
すいらん
)
の相
逼
(
せま
)
った
突忽
(
とっこつ
)
とした風景がどんなに私を喜ばせたか。そして盆踊の
雄大
(
おおし
)
さには私は肝さえ潰したのである。
温室の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あけてある北側の窓からは、なるほど筑波の
翠巒
(
すいらん
)
が一望で、宿の主人の心くばりのこまかさがよく感じられた。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
翠巒(すいらん)の例文をもっと
(12作品)
見る
すゐらん
(逆引き)
雨後の
翠巒
(
すゐらん
)
は一際鮮かで、注意してよく見てゐると、峰は大きく二つに分れてその二つがまた處々深い溪によつて幾つかの峰に分れてゐる。
湖光島影:琵琶湖めぐり
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
不圖、何かに驚くもののやうに私は立ち留つて、四圍の
翠巒
(
すゐらん
)
にぽツと紅葉が燃え出してはゐないかしらと、見廻したりした。
滑川畔にて
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
翠巒(すゐらん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“翠巒”の意味
《名詞》
緑色に映える山並み。
(出典:Wiktionary)
“翠巒(翠巒区)”の解説
翠巒区(すいらん-く)は中華人民共和国黒竜江省伊春市にかつて存在した区。
(出典:Wikipedia)
翠
漢検準1級
部首:⽻
14画
巒
漢検1級
部首:⼭
22画
“翠”で始まる語句
翠
翠色
翠微
翠緑
翠帳紅閨
翠簾
翠紗
翠帳
翠暫
翠嵐
“翠巒”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
嘉村礒多
近松秋江
島木健作
谷崎潤一郎
吉川英治
幸田露伴
北原白秋
久生十蘭
国枝史郎