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翠巒
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すゐらん
ふりがな文庫
“
翠巒
(
すゐらん
)” の例文
雨後の
翠巒
(
すゐらん
)
は一際鮮かで、注意してよく見てゐると、峰は大きく二つに分れてその二つがまた處々深い溪によつて幾つかの峰に分れてゐる。
湖光島影:琵琶湖めぐり
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
不圖、何かに驚くもののやうに私は立ち留つて、四圍の
翠巒
(
すゐらん
)
にぽツと紅葉が燃え出してはゐないかしらと、見廻したりした。
滑川畔にて
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
然し京都には幸にして近世文明の容易に侵略する事を許さぬ東山の
翠巒
(
すゐらん
)
がある。西山北山を顧望するも亦さほどに都市發展の侵害を被つてゐないやうに見えた。
十年振:一名京都紀行
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
青山
(
せいざん
)
翠巒
(
すゐらん
)
應接にいとまがない。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“翠巒”の意味
《名詞》
緑色に映える山並み。
(出典:Wiktionary)
“翠巒(翠巒区)”の解説
翠巒区(すいらん-く)は中華人民共和国黒竜江省伊春市にかつて存在した区。
(出典:Wikipedia)
翠
漢検準1級
部首:⽻
14画
巒
漢検1級
部首:⼭
22画
“翠”で始まる語句
翠
翠色
翠微
翠緑
翠帳紅閨
翠簾
翠紗
翠帳
翠暫
翠嵐