トップ
>
すいらん
ふりがな文庫
“すいらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
翠巒
70.6%
水欄
11.8%
翆巒
5.9%
翠嵐
5.9%
翠藍
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翠巒
(逆引き)
あけてある北側の窓からは、なるほど筑波の
翠巒
(
すいらん
)
が一望で、宿の主人の心くばりのこまかさがよく感じられた。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
すいらん(翠巒)の例文をもっと
(12作品)
見る
水欄
(逆引き)
流れにのぞむ広間の
水欄
(
すいらん
)
には、ちらほら、参会者の顔も見えはじめ、思い思いな水鳥の群れに似た幾組かを、ここかしこに作りあっていた。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すいらん(水欄)の例文をもっと
(2作品)
見る
翆巒
(逆引き)
翆巒
(
すいらん
)
峭壁を掩う下に、銀鱗を追う趣は、南画の画材に
髣髴
(
ほうふつ
)
としている。
香魚の讃
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
すいらん(翆巒)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
翠嵐
(逆引き)
鬱蒼
(
うっそう
)
とした其処ここの
杉柏
(
さんぱく
)
の梢からは、
烟霧
(
えんむ
)
のような
翠嵐
(
すいらん
)
が起って、細い雨が明い日光に
透
(
すか
)
し
視
(
み
)
られた。思いもかけない
山麓
(
さんろく
)
の傾斜面に
痩
(
や
)
せた田畑があったり、厚い
薮畳
(
やぶだたみ
)
の蔭に、人家があったりした。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
すいらん(翠嵐)の例文をもっと
(1作品)
見る
翠藍
(逆引き)
錦
(
にしき
)
の
帳
(
とばり
)
、
翠藍
(
すいらん
)
の
裡
(
うち
)
に、銀の皿の燈明は、天地の一白に凝って、紫の油、朱燈心、
火尖
(
ほさき
)
は
金色
(
こんじき
)
の光を放って、三つ二つひらひらと動く時、大池の波は、さながら
白蓮華
(
びゃくれんげ
)
を競って咲いた。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すいらん(翠藍)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
すゐらん