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髣髴
ふりがな文庫
“髣髴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうふつ
79.3%
はうふつ
14.5%
さもに
2.8%
ほのか
1.1%
よくに
0.6%
そつくり
0.6%
ほのめ
0.6%
オモワ
0.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうふつ
(逆引き)
学者である以上、その態度は誠に立派なもので、
悉
(
ことごと
)
く書を信ぜば書無きに
如
(
し
)
かずといった孟子の
雄々
(
おお
)
しさを
髣髴
(
ほうふつ
)
させるのであります。
新案探偵法
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
髣髴(ほうふつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はうふつ
(逆引き)
髣髴
(
はうふつ
)
たる海天に
青螺
(
せいら
)
のごとく浮いてゐる美しい島島の散在を望んでも、も早詩が胸から無くなつた。人間墳墓の地を忘れてはならない!
故郷に帰りゆくこころ
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
髣髴(はうふつ)の例文をもっと
(26作品)
見る
さもに
(逆引き)
「
這
(
しゃつ
)
伏勢ござんなれ」ト、身構へしつつ
佶
(
きっ
)
と見れば、いと
大
(
おおい
)
なる黒猿の、
面
(
おもて
)
蘇枋
(
すおう
)
に
髣髴
(
さもに
)
たるが、酒に酔ひたる
人間
(
ひと
)
の如く、
倰僜
(
よろめ
)
きよろめき
彼方
(
かなた
)
に行きて、太き松の幹にすがりつ
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
髣髴(さもに)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ほのか
(逆引き)
かれ神倭伊波禮毘古の命、
其地
(
そこ
)
より𢌞り幸でまして、
熊野
(
くまの
)
の村
一
に到りましし時に、大きなる熊
二
、
髣髴
(
ほのか
)
に出で入りてすなはち失せぬ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
髣髴(ほのか)の例文をもっと
(2作品)
見る
よくに
(逆引き)
乘行
(
のせゆき
)
夜
(
よ
)
丑刻過
(
やつどきすぎ
)
に歸り候處町内の天水桶にて
刄物
(
はもの
)
を
洗
(
あら
)
ふ者あり
其形容
(
そのかたち
)
勘太郎に
髣髴
(
よくに
)
たりとは存じながら私し
共
(
ども
)
見屆けるにも及ばざる事ゆゑ路次を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
髣髴(よくに)の例文をもっと
(1作品)
見る
そつくり
(逆引き)
時
(
とき
)
に、
傍
(
そば
)
に
立
(
た
)
つた
家内
(
かない
)
の
姿
(
すがた
)
が、
其
(
それ
)
に
髣髴
(
そつくり
)
だ、と
思
(
おも
)
ふと、
想像
(
さうざう
)
が
遠
(
とほ
)
く
昔
(
むかし
)
へ
返
(
かへ
)
つて、
不思議
(
ふしぎ
)
なもので、
袖
(
そで
)
を
並
(
なら
)
べたお
浦
(
うら
)
の
姿
(
すがた
)
が、づゝと
離
(
はな
)
れて
遥
(
はる
)
かな
向
(
むか
)
ふへ……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
髣髴(そつくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほのめ
(逆引き)
と彼は微笑して言った、
其
(
その
)
眼元
(
めもと
)
には心の底に
潜
(
ひそ
)
んで居る彼の
優
(
やさし
)
い、正直な人柄の光さえ
髣髴
(
ほのめ
)
いて、自分には更に
其
(
それ
)
が
惨
(
いたま
)
しげに見えた、
其処
(
そこ
)
で自分も
笑
(
わらい
)
を含み
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
髣髴(ほのめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
オモワ
(逆引き)
たゞにしづけく
髣髴
(
オモワ
)
立ち来も
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
髣髴(オモワ)の例文をもっと
(1作品)
見る
髣
漢検1級
部首:⾽
14画
髴
漢検1級
部首:⾽
15画
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