“髣髴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうふつ80.0%
はうふつ14.3%
さもに2.9%
ほのか1.1%
よくに0.6%
そつくり0.6%
ほのめ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学者である以上、その態度は誠に立派なもので、く書を信ぜば書無きにかずといった孟子の雄々しさを髣髴させるのであります。
新案探偵法 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
彼の眼の前に、再び、現実のそれよりはなほ一層高き神秘なる美と権威とに於て、長老と、モニカとの結合体が髣髴と現はれた。
伏勢ござんなれ」ト、身構へしつつと見れば、いとなる黒猿の、蘇枋髣髴たるが、酒に酔ひたる人間の如く、倰僜きよろめき彼方に行きて、太き松の幹にすがりつ
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
かれ神倭伊波禮毘古の命、其地より𢌞り幸でまして、熊野の村に到りましし時に、大きなる熊髣髴に出で入りてすなはち失せぬ。
乘行丑刻過に歸り候處町内の天水桶にて刄物ふ者あり其形容勘太郎に髣髴たりとは存じながら私し見屆けるにも及ばざる事ゆゑ路次を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
に、つた家内姿が、髣髴だ、とふと、想像つて、不思議なもので、べたお姿が、づゝとれてかなふへ……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
と彼は微笑して言った、眼元には心の底にんで居る彼のい、正直な人柄の光さえ髣髴いて、自分には更にしげに見えた、其処で自分もを含み
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)