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遥
ふりがな文庫
“遥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はる
50.5%
はるか
46.2%
はろ
1.0%
は
1.0%
ば
0.7%
かす
0.2%
ずっ
0.2%
よう
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はる
(逆引き)
松と
草藪
(
くさやぶ
)
と
水辺
(
すいへん
)
の地面と外光と、
筵目
(
むしろめ
)
も光っている。そうして薄あかい
合歓
(
ねむ
)
の木の花、花、花、そこが北島、
向
(
むこ
)
う
遥
(
はる
)
かが草井の渡し。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
遥(はる)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はるか
(逆引き)
「市郎、大分寒くなったな。」と、父の
安行
(
やすゆき
)
が
背後
(
うしろ
)
から声をかけた。安行は今年六十歳の筈であるが、
年齢
(
とし
)
よりも
遥
(
はるか
)
に若く見られた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
遥(はるか)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はろ
(逆引き)
上つ毛の
加牟良
(
かむら
)
の北に
天
(
あま
)
そそる妙義荒船、
遥
(
はろ
)
ばろと眺めに
出
(
づ
)
れば、この日暮ふりさけ見れば、いや遠し遠き
山脈
(
やまなみ
)
、いや高し高き山脈、いやが
上
(
へ
)
に空に続きて、いや寒く
襞
(
ひだ
)
を重ねて、幾重ね、幾
畳
(
たたなは
)
り
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
遥(はろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
は
(逆引き)
遥
(
は
)
る
遥
(
ば
)
る携えたシガーは、曇り日でもカサカサに乾き切って、葉の破れを両手に、尺八を吹くような始末でなければ、煙はなかなか口には来ない。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
遥(は)の例文をもっと
(4作品)
見る
ば
(逆引き)
遥
(
は
)
る
遥
(
ば
)
る携えたシガーは、曇り日でもカサカサに乾き切って、葉の破れを両手に、尺八を吹くような始末でなければ、煙はなかなか口には来ない。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
遥(ば)の例文をもっと
(3作品)
見る
かす
(逆引き)
銀平これはと打驚き、脈を押えて
候
(
うかが
)
えば
遥
(
かす
)
かに通う虫の呼吸、呼び活けんと声を張上げ
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遥(かす)の例文をもっと
(1作品)
見る
ずっ
(逆引き)
一六一〇年頃出たベロアル・ド・ヴェルヴィルの『
上達方
(
ル・モヤン・ド・パーヴニル
)
』三九章にも似た話あって
遥
(
ずっ
)
と面白い。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
遥(ずっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よう
(逆引き)
東上州は東京湾の中等潮位から
僅
(
わずか
)
に五十米の高さを有するに過ぎない平野ではあるが、試に路傍に立って南方武蔵野の平原に眼を放つと、低い地平線上には
遥
(
よう
)
として展望を遮ぎる何物もない。
奥秩父の山旅日記
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
遥(よう)の例文をもっと
(1作品)
見る
遥
漢検準1級
部首:⾡
12画
“遥”を含む語句
遥々
逍遥
遥拝
坪内逍遥
逍遥軒
逍遥生死
遥望
遥曳
遥拝所
遥向
遥任
逍遥馬
逍遥頭巾
逍遥道路
前途遥
逍遥玉面
逍遥派
逍遥津
虚空遥
平遥
...
“遥”のふりがなが多い著者
木暮理太郎
泉鏡花
夏目漱石
中里介山
谷崎潤一郎
幸田露伴
正岡子規
北原白秋
永井荷風
泉鏡太郎