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遥々
ふりがな文庫
“遥々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はるばる
89.4%
はる/″\
5.9%
ようよう
2.4%
えうえう
1.2%
はろ/″\
1.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるばる
(逆引き)
「ここは寝室ではございませんか。
遥々
(
はるばる
)
参られた里のお客様を、このような所へお通しするとは、何んという失礼でございましょう」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
遥々(はるばる)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はる/″\
(逆引き)
盃
(
さかづき
)
を
納
(
をさめ
)
るなり
汽車
(
きしや
)
に
乗
(
の
)
つて
家
(
いへ
)
を
出
(
で
)
た
夫婦
(
ふうふ
)
の
身体
(
からだ
)
は、
人間
(
にんげん
)
だか
蝶
(
てふ
)
だか
区別
(
くべつ
)
が
附
(
つ
)
かない。
遥々
(
はる/″\
)
来
(
き
)
た、と
言
(
い
)
はれては
何
(
なん
)
とも
以
(
もつ
)
て
極
(
きまり
)
が
悪
(
わる
)
い。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遥々(はる/″\)の例文をもっと
(5作品)
見る
ようよう
(逆引き)
二十九年と七カ月の
歳月
(
としつき
)
を費やし
遥々
(
ようよう
)
万里の
波濤
(
はとう
)
を越えて漂着したこの一個の函をめぐって、今や世界学者の論争は白熱化しているということが、同じくこの外電によって報じられている。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
遥々(ようよう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
えうえう
(逆引き)
前路遠くして、わが行く道、なほ
遥々
(
えうえう
)
たり。
筬の音
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
遥々(えうえう)の例文をもっと
(1作品)
見る
はろ/″\
(逆引き)
思見
(
おもひみ
)
る、
磐梯山
(
ばんだいさん
)
の
煙
(
けむり
)
は、
雲
(
くも
)
を
染
(
そ
)
めて、
暗
(
やみ
)
は
尚
(
な
)
ほ
蓬々
(
おどろ/\
)
しけれど、
大
(
だい
)
なる
猪苗代
(
ゐなはしろ
)
の
湖
(
みづうみ
)
に
映
(
うつ
)
つて、
遠
(
とほ
)
く
若松
(
わかまつ
)
の
都
(
みやこ
)
が
窺
(
うかゞ
)
はれて、
其
(
そ
)
の
底
(
そこ
)
に、
東山温泉
(
ひがしやまおんせん
)
の
媚
(
なまめ
)
いた
窓々
(
まど/\
)
の
燈
(
ともし
)
の
紅
(
べに
)
を
流
(
なが
)
すのが
遥々
(
はろ/″\
)
と
覗
(
のぞ
)
かれる。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遥々(はろ/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
遥
漢検準1級
部首:⾡
12画
々
3画
“遥”で始まる語句
遥
遥拝
遥任
遥向
遥曳
遥望
遥拝所
“遥々”のふりがなが多い著者
橘外男
中里介山
伊波普猷
泉鏡花
牧野富太郎
夏目漱石
泉鏡太郎
吉川英治
三遊亭円朝
石原純