“汽車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きしゃ64.3%
きしや33.9%
こっち0.9%
チーチョ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最近さいきん汽車きしゃ脱線だっせんしたときも、それだったじゃないか。また、運転手うんてんしゅがむだたのではないか。」と、高等官こうとうかんはいいました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
誠に有難ありがたい事で、わたくしもホツといきいて、それから二の一ばん汽車きしや京都きやうと御随行ごずゐかうをいたして木屋町きやちやう吉富楼よしとみろうといふうちまゐりました
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
ははは 汽車こっちがたうとうなゝめに列をよこぎったので
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
ところが、その汽車チーチョ(自動車)の奴、急に速度をゆるめ、門のほうへ向きをかえて、ヘッドライトが俺の姿を照らし出した。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)