“脱線”の読み方と例文
読み方割合
だっせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全速力ぜんそくりょくで走ってる汽車をとめるのは、よういなことではありません。あまりきゅうにとめますと、脱線だっせんしてひっくりかえる心配しんぱいがあります。
ばかな汽車 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
最近さいきん汽車きしゃ脱線だっせんしたときも、それだったじゃないか。また、運転手うんてんしゅがむだたのではないか。」と、高等官こうとうかんはいいました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
作者わたくしは、百号ダイヤのことについて、あまりおしゃべりをすごし、かんじんの清君たちの話から脱線だっせんしてしまったようだ。では、章をあらためて述べることにしよう。
骸骨館 (新字新仮名) / 海野十三(著)