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脱兎
ふりがな文庫
“脱兎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
だっと
95.6%
だつと
4.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だっと
(逆引き)
なにをする
家
(
うち
)
か、誰の住いか、見さだめるひまもなかった。
脱兎
(
だっと
)
のように三人は、小屋から飛び出して、その木戸の中へ駈けこんだ。
流行暗殺節
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「おれはあいつにあやまらなきゃならない」巌は
脱兎
(
だっと
)
のごとくはだしのままで外へでた。そうして突然チビ公の前に立ちふさがった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
脱兎(だっと)の例文をもっと
(50作品+)
見る
だつと
(逆引き)
『はじめは
脱兎
(
だつと
)
の如く』と云つておいて、そして、『をはりは
処女
(
しよぢよ
)
のごとし』と云ふあたりは、
味
(
あぢは
)
つてみるとどうも
旨
(
うま
)
いところがある。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
言葉の下から、
脱兎
(
だつと
)
のやうに飛び出した女、それは八五郎と石原の子分衆に苦もなく取押へられたことは言ふ迄もありません。
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
脱兎(だつと)の例文をもっと
(3作品)
見る
“脱兎”の意味
《名詞》
かけ逃げるうさぎ、極めて迅速であることのたとえ。
(出典:Wiktionary)
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
兎
漢検準1級
部首:⼉
7画
“脱”で始まる語句
脱
脱出
脱殻
脱線
脱棄
脱落
脱捨
脱疽
脱走
脱穀
“脱兎”のふりがなが多い著者
佐野昌一
中里介山
吉川英治
橘外男
林不忘
佐々木味津三
海野十三
甲賀三郎
佐々木邦
国枝史郎