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脱疽
ふりがな文庫
“脱疽”の読み方と例文
読み方
割合
だっそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だっそ
(逆引き)
「可哀そうな病人でございます。
癩病
(
らいびょう
)
、
脱疽
(
だっそ
)
、
労咳
(
ろうがい
)
、
膈
(
かく
)
、到底
癒
(
なお
)
る見込みのない病人達でございます」これが松虫の返辞であった。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「
脱疽
(
だっそ
)
ですねんて。———鈴木さん、磯貝医院にいてた間は云うてくれはれしませなんだけど、自分の病院へ連れて来てから、云うてくれはりましてん」
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
抽斎より長ずること三年であった。四世宗十郎の子、
脱疽
(
だっそ
)
のために脚を
截
(
き
)
った三世
田之助
(
たのすけ
)
の父である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
脱疽(だっそ)の例文をもっと
(7作品)
見る
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
疽
漢検1級
部首:⽧
10画
“脱”で始まる語句
脱
脱兎
脱出
脱殻
脱線
脱捨
脱落
脱棄
脱走
脱却
検索の候補
脾脱疽病
“脱疽”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
山本周五郎
国枝史郎
森鴎外
岡本綺堂