“だっそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
脱疽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「触るな、それは脱疽だっそというのだ、おれはもうこのままでも、五十日とは生きられない躯なんだ」
月の松山 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
中村芝翫と共に、江戸末期より明治初年にわたって、満都の人気を集めたる女形にて、脱疽だっそのために両足を切断し、更に両手を切断して舞台に立ちたるは、劇界有名の事実なり。
明治演劇年表 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
脱疽だっそという病で、其の頃脱疽の療治などは長崎へかなければ見ることは出来んそうで。