“労咳”の読み方と例文
旧字:勞咳
読み方割合
ろうがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三軒たずねて断わられ、四軒めに佐野正さのしょうからの口添えで、駒形町こまがたまち和泉杏順いずみきょうじゅんという医者が来て呉れた。診断は労咳ろうがいということだった。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「可哀そうな病人でございます。癩病らいびょう脱疽だっそ労咳ろうがいかく、到底なおる見込みのない病人達でございます」これが松虫の返辞であった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
まだよいのうちじゃったがな。もう長いこと労咳ろうがいでわしがめんどうみていた無宿者の老人が、急にゆうべ変が来たというて呼び迎いに参ったのでな。