“佐野正”の読み方と例文
読み方割合
さのしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三軒たずねて断わられ、四軒めに佐野正さのしょうからの口添えで、駒形町こまがたまち和泉杏順いずみきょうじゅんという医者が来て呉れた。診断は労咳ろうがいということだった。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
その十日ほどまえから鳥越とりごえのほうに、疱瘡ほうそうがはやると聞いたので、御蔵前おくらまえにある佐野正さのしょうの店へ仕事のために往き来するおせんはそのほうを心配していたし
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)