“納”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
30.8%
おさ21.5%
をさ14.6%
しま13.8%
おさま8.1%
おさめ2.7%
をさま2.7%
をさめ1.2%
おさむ1.2%
いれ0.8%
なふ0.8%
あつ0.4%
しも0.4%
0.4%
0.4%
ヲサ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから私は、自分の家で四方の雨戸を開け放って、真っ暗な中に蚊帳を吊ってころがっているのが涼をれる最上の法だと心得ている。
陰翳礼讃 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
齋藤嫁入つては原田奧方ではないか、さんのにしてめてさへけば子細
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
蒙るれなしと一向に受めねば忠八は止事を得ず其意に隨ひ彼の印籠を請取を改め是に就て尋ね申度事右夫婦の者は此家を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
倫敦の大学の地下室で実験をしていた頃、三寸か五寸位の針金の切端までちゃんと木箱に入れてっておいて、針金が欲しい時には
米粒の中の仏様 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
人形の手足をいでおいたのにって、蝶吉の血相の容易でなく、尋常ではりそうもない光景を見て、居合すはと、立際悪体口
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
手ばしこく針を動かしているお島の傍へ来て、しいなかを出来上りのものを取りに来た小野田はこくりこくりと居睡をしていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「飛んでもない、お吉さんは何んにも知つちやゐません。それより吟味與力のお家から、繩付を出して其りが何うなると思ひます」
るなり汽車つて夫婦身体は、人間だかだか区別かない。遥々た、とはれてはともい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
本朝世事談綺』に「合羽は中古のもの也、上古は蓑を用ゆ、軍用には蓑也、今蓑箱といふあり、蓑をる具也」。
蓑のこと (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
思想の発達せぬ若い者の感情、追付変って来るには相違ないと殿様の仰せ、行末は似つかわしい御縁を求めてれかの貴族の若公らるゝ御積り
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
其の頃から畫が上手で、美濃紙へ一杯に大きく描いて呉れた野崎の道行の繪は、今でも鏡臺の抽斗の一番下にしてある。
兵隊の宿 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
らすべしとのひしかど元來せしは粗忽なりかれしも道理破損しとてみもあらずてやりをとのみもなしれは亡母紀念のなれば他人るべきならずとてめてにせしを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
又盗すまれてはと、箪笥にうて錠を卸ろすや、今度は提革包の始末。これは妻の寝静まった後ならではと一先素知らぬ顔で床に入った。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
柳「これは少いが、内儀さんを貰うにはもうと広いへ引越さなけりゃアいけないから、ってお置きなさい、内儀さんが決ったなら、又要るだけ上げますから」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
先祖の村々で、予め考へる事の出来る時間があるとしたら、作事はじめの初春かられに到る一年の間であつた。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
恐らくは、謡ひめの末歌ではなからうか。