『ほうとする話（ほうとするはなし）：祭りの発生　その一（まつりのはっせい　そのいち）』

ほうとする程長い白浜の先は、また、目も届かぬ海が揺れてゐる。其波の青色の末が、自づと伸しあがるやうになつて、あたまの上までひろがつて来てゐる空である。ふり顧ると、其が又、地平をくぎる山の外線の立ち塞つてゐるところまで続いて居る。四顧俯仰して …

著者	折口信夫
ジャンル	社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 年中行事・祭礼
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約31分（500文字/分）
朗読目安時間	約51分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

煩（アツカ） 憑（タノ） 直（ナホ） 自（オノ） 領（ウナ） 末（スヱ） 納（ヲサ） 言（ゴト） 守（マ） 女（メ） 宣（マツ） 顧（カヘ） 祝（ホ） 祭（マツ） 俳優（ワザヲギ） 栄（ハ） 献（マツ） 処女（ヲトメ） 秋（アキ） 門（ト） 村（フレ） 枯（カラ） 密着（フル） 天（アメ） 火焼（ホタ） 宣（ノ） 其（シ） 潮水（シホ） 枯野（カラヌ） 両刃（モロハ） 幹（カラ） 木末（コヌレ） 刳（ク） 山村（ヤマ） 伸（ノ） 国栖（クズ） 奠（マツ） 岩礁（イクリ） 節会（セチヱ） 標（シ） 海峡（セト） 覆奏（マツリ） 大雀（オホサヽギ） 豊寿（トヨホ） 荷前（ノサキ） 粢（シトギ） 分裂（フヤ） 鈿（ウズ） 火焼（ホタケ） 山原（ヤンバル） 旋廻（モトホ） 語（ことば） 兵主（ヒヤウズ） 門中（トナカ） 両蘰（モロカヅラ） 衣配（キヌクバ） 下樹（シタキ） 食国（ヲスクニ） 鷽替（ウソカ） 節折（ヨヲ） 稲子（イナゴ） 堰路（ヰデ） 神寿（カムホ） 太枝（カラ） 夷曲（ヒナブリ） 牾（モド） 寄生（ホヨ） 棚機（タナバタ） 栢（カヘ） 山蘰（ヤマカヅラ） 板挙（タナ）