“潮水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しおみず64.3%
しほみづ21.4%
ちょうすい7.1%
シホ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう大ぜい集まってきている人たちにいうと、徳田吉次とくだきちじのお父つぁんが、いそいでよごれたこしの手ぬぐいを潮水しおみずにぬらしてきた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
自分じぶん濡鼠ぬれねずみやうになつてことも、すくなからず潮水しほみづんではらくるしくなつてことわすれて、むねおどろきよろこびに、をどりつゝ、じつながむる前方かなた海上かいじやう
ただ淡水と潮水ちょうすいとが交錯する平原の大河の水は、冷やかな青に、濁った黄の暖かみを交えて、どことなく人間化ヒュウマナイズされた親しさと、人間らしい意味において、ライフライクな
大川の水 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
鎮魂関係の縁語ふゆ・さや/\・潮水シホ・琴・ゆら・ふる・なづなどを、無意識ながらとりこんでゐるのである。