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眤
ふりがな文庫
“眤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じっ
67.4%
じつ
16.3%
じ
7.0%
ぢつ
2.3%
なづ
2.3%
した
2.3%
なじ
2.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じっ
(逆引き)
今の
弾丸
(
たま
)
は当らなかった。だが今度浮いて来たら、と伊藤次郎は
眤
(
じっ
)
と海面を
見戍
(
みまも
)
っていたが、ふとその眼を流血船へ移したとたんに
流血船西へ行く
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
眤(じっ)の例文をもっと
(29作品)
見る
じつ
(逆引き)
そして、急に真面目な顔をして
眤
(
じつ
)
と男の顔を見ながら、『
真箇
(
ほんたう
)
よ、私
石女
(
うまずめ
)
なんですもの。子供を生まない女は女ぢやないでせう?』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
眤(じつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
じ
(逆引き)
従者 (
眤
(
じ
)
っと主人の顔を眺め)お顔もおやつれ遊ばしました。頬も額も青玉のように青褪めておりまする。
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眤(じ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ぢつ
(逆引き)
そして、急に眞面目な顏をして
眤
(
ぢつ
)
と男の顏を見ながら、『眞箇よ。私
石女
(
うまずめ
)
なんですもの。子供を生まない女は女ぢやないんでせう?』
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
眤(ぢつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
なづ
(逆引き)
わが愛するは
眤
(
なづ
)
さはる
温柔
(
をんにう
)
の黒き眼にして
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
眤(なづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
した
(逆引き)
ても耳の底に残るように
懐
(
なつ
)
かしい声、目の奥に
止
(
とど
)
まるほどに
眤
(
した
)
しい顔をば「さようならば」の一言で聞き捨て、見捨て、さて
陣鉦
(
じんがね
)
や太鼓に
急
(
せ
)
き立てられて
修羅
(
しゅら
)
の
街
(
ちまた
)
へ出かければ
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
眤(した)の例文をもっと
(1作品)
見る
なじ
(逆引き)
来た夜から蝙也の身の廻りの世話を始めたが、口数も
尠
(
すくな
)
く表情も冷やかでいかにも
眤
(
なじ
)
みにくい感じだった。
松林蝙也
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
眤(なじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
眤
部首:⽬
10画
“眤”を含む語句
眤懇
御眤懇
親眤
眤近
近眤
観眤
“眤”のふりがなが多い著者
押川春浪
木暮理太郎
石川啄木
内田魯庵
山本周五郎
夏目漱石
佐左木俊郎
三遊亭円朝
小川未明
上田敏