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修羅
ふりがな文庫
“修羅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅら
83.3%
しゆら
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅら
(逆引き)
なんでも下駄を間違えたやつを、一人がなぐり飛ばしたのが
原因
(
もと
)
で、芋を
揉
(
も
)
むような下足場が、
忽
(
たちま
)
ち
修羅
(
しゅら
)
の
巷
(
ちまた
)
となってしまいました。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
雪之丞は、さも、こころよげな、亡き父、亡き母の、乾いた笑いが、
修羅
(
しゅら
)
の炎の中から聴えて来るような気がして、涙が流れて来た。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
修羅(しゅら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しゆら
(逆引き)
儞
(
なんぢ
)
に欝懐の委曲を語りて、
修羅
(
しゆら
)
の苦因を晴るけんとぞ思ふ、と
大
(
おほ
)
ドロ/\で現はれ出た訳でも何でも無いが、一体将門は気の毒な人である。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
兵右衛門
(
へいゑもん
)
がかたにはかゝることゝは露しらず、本妻と
下女
(
げぢよ
)
が
修羅
(
しゆら
)
の
苦患
(
くげん
)
をたすけんと
御出家
(
ごしゆつけ
)
がたの
金儲
(
かねまう
)
けとなりけるとなり。
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
修羅(しゆら)の例文をもっと
(13作品)
見る
“修羅”の意味
《名詞》
天部の一人阿修羅の略。
六道の一つ阿修羅道の略。
長い戦闘や争い。争いが日常的に起こる世界。
大きな物を運搬する大きなそりのような道具。
(出典:Wiktionary)
修
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
“修羅”の類義語
喧嘩
試合
戦闘
闘争
“修羅”で始まる語句
修羅場
修羅道
修羅心
修羅界
修羅黒縄
修羅土
修羅神
修羅礫
修羅王
修羅六道
検索の候補
阿修羅
修羅場
阿修羅王
修羅道
修羅心
修羅界
阿修羅河
大修羅場
修羅黒縄
修羅礫
“修羅”のふりがなが多い著者
吉川英治
河上肇
三上於菟吉
近松秋江
橘外男
二葉亭四迷
梅崎春生
中里介山
幸田露伴
上田敏