“修羅心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅらしん50.0%
しゆらしん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利益や権力の慾火はえず燃ゆるにしてもそれが世態ようやく安固ならんとするかたむきを示して来て、そうむやみに修羅心しゅらしんに任せてもがきまわることも無効ならんとするいきおいの見ゆる時において
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
此の日南風急暴に吹いて、両軍共にたてをつくことも出来ず、皆ばら/\と吹倒されてしまつた。人〻面〻相望むやうになつた。修羅心しゆらしんは互に頂上に達した。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)