“踠”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
もが88.5%
あが6.7%
2.9%
のた1.0%
アガ1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“踠”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
私は悪夢の中で夢を意識し、目ざめようとして努力しながら、必死にもがいている人のように、おそろしい予感の中で焦燥した。
猫町:散文詩風な小説 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
あれ、摺拔すりぬけようともがきますときとびらけて、醫師いしやかほしました。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
鳥屋の店先であをぶくれの若者が、パタ/\あがいてゐる鷄をつかんで首をおツぺしよるやうに引ンねぢツてゐることや
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
彼は其の惱を以て祖先の遺傅から來た熱病の一種と考へ、自ら意志を強くして其のバチルスを殲滅せんめつしようと勤めて而してあがいてゐた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
庭の隅の鷹小屋から、時折、苦しげな太いうめきがながれてくる。それは、お市と兵庫の、六年間の苦しみを、一時にがき苦んでいるような呻きだった。
夕顔の門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
——実は自分はこの辺に田を少しばかり持って百姓をしている者だが、夕方、野婦之池のぶのいけからふなを網に打って帰って来ると、池尻の川に一頭の牝牛が足を突っこんでがいている。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仕丁 わしが、しかおさえておりますればこそで、うかつに棄てますと、このまま黒蛇くろへびに成ってのたり廻りましょう。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
此から後は、古今選者たちの立てたものを絶対に信頼して行つた後進者の、わづかづゝの時代的のアガきを見るに過ぎないのである。