短歌本質成立の時代たんかほんしつせいりつのじだい万葉集以後の歌風の見わたしまんようしゅういごのかふうのみわたし
一短歌の創作まで 短歌の形式の固定したのは、さまで久しい「万葉集以前」ではなかつた。飛鳥末から藤原へかけての時代が、実の処此古めいた五句、出入り三十音の律語を意識にのぼせる為の陣痛期になつたのである。 …