“躬”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
54.1%
みづか21.6%
みずか10.8%
みず8.1%
みづ2.7%
みづから2.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古来農桑を御奨励になり、正月の初子はつねの日に天皇御ずから玉箒を以て蚕卵紙をはらい、鋤鍬すきくわを以て耕す御態をなしたもうた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
至大のことより至細のことに至るまで、他人の働きにくちばしれんと欲せば、試みに身をその働きの地位に置きてみずから顧みざるべからず。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
もし僧侶が女を持てばそれは確かに俗人である、いな仏法を滅亡するところの悪魔であると、こう確実にめられて自ら実行せられた。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ドストみづか露國ロコク平民社界へいみんしやくわい暗澹あんたんたる境遇けふぐふ實踐じつせんしたるひとなり
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
思はぬ子まで成せしあやまち如何いかにすべきと、みづからそのゆるし難きをぢて、悲むこと太甚はなはだしかりしが
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
田植刈入に監督を怠らぬのみか、股引に草鞋穿わらぢばきで、みづから田の水見にも廻れば、肥料こえつけの馬の手綱も執る。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
爾時そのときを説いて曰く、もろもろの人いたずらに他言を信ずるなかれ、すべからみずから事物の実際を観よ
ちょっと緒に触れば鐘が鳴り出すようにしあって、不正の裁判を受けた者、この緒を動かし鐘を知事の頭上で鳴らすと、知事みずからその冤訴を聴き公平の処分をする。
ところが段々聞くと両親もなく、只一人かゝる山の中に居って、みずか自然薯じねんじょを掘って来るとか、あるいきのこるとか、たきゞを採るとか
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
独坐沈思、宇宙無辺の大より物質微塵の細に至るまで、その理を案じそのはたらきを察し、たちまち得たるが如くにして又乍ち失い、恍としてみずからその身の在る処を忘れ、一心不乱
人生の楽事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
先生が旧幕府の時代よりみずから耳聞じぶん目撃もくげきして筆記にそんするものを
ソレも理窟の分らぬ小輩ならばもとよりよろしいが、争論の発起人でしきりに忠義論を唱えて伯夷はくい叔斉しゅくせいを気取り、又はそのみずから脱走して世の中を騒がした人達の気が知れない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
教会けうくわい復興ふくこう方策はうさくとは教導師けうだうしみづからつるにあり
問答二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
貫一はほとほと疑ひ得らるる限疑ひて、みづからも其のぼうすぐるの太甚はなはだしきを驚けるまでに至りて、始てめんと為たり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
前後のわかれ知らぬばかりに動顛どうてんして、取次には婢をいだり、みづから神棚かみだなの前に駈着かけつ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)