“怡”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たの56.5%
よろこ26.1%
4.3%
いそ4.3%
うれ4.3%
たのし4.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“怡”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 哲学各論 > 認識論100.0%
哲学 > 神道 > 神社・神職50.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]6.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
自分のような女性だったら、十分彼をたのしませるに違いないという、自身の美貌びぼうへの幻影が常に彼女の浮気心をあおりたてた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
葉子の家がそれらの青年たちにとって、気のおけないたのしいサルンとなることも考えられないことではなかった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
これが新らしい春の日の光に耀かがやいて、黒い土の上に咲いているのを見て、眼をよろこばしめなかった人はなかったろう。
従来誰も彼も往きて遊び散策し、清浄の空気を吸い、春花秋月を愛賞し得たる神社の趾が、一朝富家の独占に帰するを見て、誰かこれをよろこばん。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
(しかしそれらの中に沈んでゐるのは、孤独のおりではない。ひどく華やいだ、むしろ孤独悦のこころの、——隠微いんび擬態まどはしだつたやうだ)孤独よ、これは宥せ。
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
靜子は、この夏は賑やかに樂く暮せると思ふと、逢つたら先づ話して置かうと考へてゐたことも忘れて、もういそ々した心地になつた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
雪の深い冬の間、たてきってあったような、その新建しんだちの二階の板戸を開けると、直ぐ目の前にみえる山の傾斜面にひらいた畑には、麦が青々と伸びて、蔵の瓦屋根かわらやねのうえに、小禽ことりうれしげな声をたてていていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
目下頗る心をたのしましむるに足る情人を我所有としてゐる。
不可説 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)