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擬態
ふりがな文庫
“擬態”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎたい
83.3%
まどはし
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎたい
(逆引き)
が、彼は、このたびの出軍に際して、そのいずれに
加担
(
かたん
)
するも、
下策
(
げさく
)
となしていた。兵を具し、陣は張ったものの、これは一時の
擬態
(
ぎたい
)
だった。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私の心にもなき
驕慢
(
きょうまん
)
の
擬態
(
ぎたい
)
もまた、射手への便宜を思っての振舞いであろう。(一行あき。)
自棄
(
やけ
)
の心からではない。私を葬り去ることは、すなわち、建設への一歩である。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
擬態(ぎたい)の例文をもっと
(5作品)
見る
まどはし
(逆引き)
(しかしそれらの中に沈んでゐるのは、孤独の
滓
(
おり
)
ではない。ひどく華やいだ、むしろ孤独
怡
(
い
)
悦の
神
(
こころ
)
の、——
隠微
(
いんび
)
な
擬態
(
まどはし
)
だつたやうだ)
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
擬態(まどはし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“擬態”の意味
《名詞》
擬態(ぎたい)
(生物)ある生物が周囲の植物や他の生物に見せかけること。カモフラージュ。
(出典:Wiktionary)
“擬態”の解説
擬態(ぎたい、mimicry, mimesis)とは、
他のものに、ようすや姿を似せること。
動物が、攻撃や自衛などのために、からだの色や形などを、周囲の物や植物・動物に似せること。本項では、動物以外の生物によるものも含めて扱う。
(出典:Wikipedia)
擬
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“擬”で始まる語句
擬
擬宝珠
擬勢
擬物
擬兵
擬音
擬装
擬寶珠
擬似
擬議
“擬態”のふりがなが多い著者
高祖保
吉川英治
久生十蘭
太宰治