トップ
>
擬勢
ふりがな文庫
“擬勢”の読み方と例文
読み方
割合
ぎせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎせい
(逆引き)
井村は
擬勢
(
ぎせい
)
を張って、兵馬の問いをいちいち
刎
(
は
)
ね返そうとしているらしいが、不安の念は言葉づかいの乱れゆくのでわかるのです。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
と
擬勢
(
ぎせい
)
を示した。自動車は次第に動揺が烈しくなって
乗込
(
のりこ
)
みました。入江に渡した村はずれの土橋などは危なかしいものでした。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
が、やがて勇気を振い起すと、胸に組んでいた腕を解いて、今にも彼等を片っ端から
薙倒
(
なぎたお
)
しそうな
擬勢
(
ぎせい
)
を示しながら、
雷
(
いかずち
)
のように怒鳴りつけた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
擬勢(ぎせい)の例文をもっと
(15作品)
見る
“擬勢”の意味
《名詞》
見せ掛けの勢い。
動物が敵を脅す際に見せる姿勢。
(出典:Wiktionary)
擬
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
勢
常用漢字
小5
部首:⼒
13画
“擬”で始まる語句
擬
擬宝珠
擬態
擬兵
擬物
擬音
擬装
擬寶珠
擬似
擬議
“擬勢”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
菊池寛
泉鏡太郎
泉鏡花
芥川竜之介