トップ
>
刎
ふりがな文庫
“刎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
は
90.2%
はね
4.4%
ぱ
3.4%
くびは
0.7%
はじ
0.7%
ば
0.3%
ぱね
0.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は
(逆引き)
信幸怒って
将
(
まさ
)
に幸村を斬らんとした。幸村は、首を
刎
(
は
)
ねることは許されよ、幸村の命は豊家のために失い申さん、志なればと云った。
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
刎(は)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はね
(逆引き)
ぞ
刎
(
はね
)
たりけり
斯
(
かゝ
)
りし程に
所
(
ところ
)
の
村役人
(
むらやくにん
)
等は二ヶ所にての
騷動
(
さうどう
)
を聞傳て追々に馳集り先友次郎等を
取圍
(
とりかこ
)
み事の樣子を聞けるに友次郎は
容
(
かたち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
刎(はね)の例文をもっと
(13作品)
見る
ぱ
(逆引き)
自分の望みを——
折角
(
せっかく
)
掛てやった想いを、無慈悲に突っ
刎
(
ぱ
)
ねるような男に、いつまでもでれでれしちゃあいないのですよ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
刎(ぱ)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
くびは
(逆引き)
その
楯
(
たて
)
の鏡に映った女怪の影を顧み見ると同時に、女神の手でペルセウスの刀持った手を持ち添え、見事にメズサを
刎
(
くびは
)
ねた。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
刎(くびは)の例文をもっと
(2作品)
見る
はじ
(逆引き)
「あっ、
文庫址
(
ぶんこあと
)
へ、砲弾が落ちた。……おお、小銃弾も、ぶすぶすと、近くの土を
刎
(
はじ
)
いている。これは見ておれん」
日本名婦伝:谷干城夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
刎(はじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ば
(逆引き)
「千円借して四百円天
刎
(
ば
)
ねて……判こ押してさへ居りゃ懐手で身上がふえて行くばかりだなんて、人を馬鹿にしとるなあ」
夏蚕時
(新字旧仮名)
/
金田千鶴
(著)
刎(ば)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぱね
(逆引き)
と尻ッ
刎
(
ぱね
)
の上調子で言って、ほほと笑った。
鉄漿
(
かね
)
を含んだ唇赤く、細面で鼻筋通った、
引緊
(
ひきしま
)
った顔立の
中年増
(
ちゅうどしま
)
。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
刎(ぱね)の例文をもっと
(1作品)
見る
刎
漢検1級
部首:⼑
6画
“刎”を含む語句
刎上
刎起
刎返
刎飛
一刎
刎首
刎頸
刎橋
刎付
刎退
刎釣瓶
刎出
刎除
刎込
刎越
刎銭
突刎
刎附
刎歩行
尻刎
...
“刎”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
泉鏡花
国枝史郎
泉鏡太郎
佐々木邦
中島敦
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
岡本綺堂