“騷動”のいろいろな読み方と例文
新字:騒動
読み方割合
さうどう66.7%
さわぎ16.7%
さうだう8.3%
そうどう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はねたりけりかゝりし程にところ村役人むらやくにん等は二ヶ所にての騷動さうどうを聞傳て追々に馳集り先友次郎等を取圍とりかこみ事の樣子を聞けるに友次郎はかたち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
『はい、はい、どんなことでも/\。』と、こたへたが、それけても氣遣きづかはしきは海底戰鬪艇かいていせんとうてい工事こうじの、吾等われらかゝ騷動さわぎ引起ひきおこしたために、いたさまたげられたのではあるまいかと
立花左仲さちうは此騷動さうだうを聞とひとし安間あんまたくしのび入二百兩うばひ取りて逐電ちくでんせしかば嘉川かがは宅番たくばんの者より此段大岡殿へ屆け出しなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この二首にしゆうたも、おそらく、いすけよりひめのおうたでも、おさくでもなく、またさうした惡人あくにんが、騷動そうどうおこさうとしてゐる、注意ちゆういをなさい、といつた意味いみのものでもありますまい。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)