“騷擾”のいろいろな読み方と例文
新字:騒擾
読み方割合
さうぜう50.0%
さわぎ37.5%
さやぎ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛欲之中アイヨクシチユウ。……窈窈冥冥ヤウヤウミヤウミヤウ別離久長ベチリクチヤウつて學舍でG師に教はつて切れ/″\にそらんじてゐる經文が聞えると、心の騷擾さうぜう彌増いやました。
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
耳を聾する許りの騷擾さわぎが、夕立の霽れ上る樣にサッと收つて、三百近い男女の瞳はその顏に萃まつた。
足跡 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
げに思ひいづ、鳴神なるかみの都の騷擾さやぎ村肝むらぎもの心のきずを。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)