騷擾さわぎ)” の例文
新字:騒擾
耳を聾する許りの騷擾さわぎが、夕立の霽れ上る樣にサッと收つて、三百近い男女の瞳はその顏に萃まつた。
足跡 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
たとへば騷擾さわぎに目覺めし母の、燃ゆる焔をあたりにみ、我兒をいだいてにげわしり 三七—
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
麗かな騷擾さわぎをのこし。
聖三稜玻璃:02 聖三稜玻璃 (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)