“鳴神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なるかみ80.0%
なるがみ13.3%
かみなり6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳴神なるかみおどろおどろしく、はためき渡りたるその刹那せつなに、初声うぶこえあがりて、さしもぼんくつがえさんばかりの大雨もたちまちにしてあがりぬ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
多分ルキーンが消し忘れたのだろうが、あれがあったばかりに、ルキーン対イリヤの鳴神なるがみ式な色模様を、ラザレフは見ることが出来たのだ。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「あッ、待ちなよ、そのなりで家の中へ入られちゃたまらない——大丈夫、鬢の毛も顎の先も別条はねえ、鳴神かみなりだって見境があらァな、お前なんかに落ちてやるものか」