“鳴動”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいどう93.8%
うなり6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刻々激しさを加えていく鳴動めいどうの中に、僕は奈落へふり落とされていくような感じを受けたが、それっきり知覚ちかくをうしなってしまった。
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
東西三十間、南北二十余間の塀にかこまれている吉良家の邸は、一瞬の間に、地殻ちかくも裂けるような鳴動めいどうと旋風の中に置かれていた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうおもうとわたくしはわれをわすれて、おかうえからりようとしましたが、その瞬間しゅんかんたちまちゴーッとみみもつぶれるような鳴動うなりともに、いままでとはちがって、西にしからひがしへときをかえた一じん烈風れっぷう