“今”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いま81.8%
こん4.6%
2.3%
2.0%
えま1.6%
1.6%
いんま1.3%
1.0%
インマ1.0%
この0.7%
(他:7)2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“今”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸27.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)7.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
佐川のむすめを紹介される迄は、あにの見え次第げる気であつたが、いまでは左様さう不可いかなくなつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼女かのぢよいま自分じぶん假面かめん引剥ひきはぎ、そのみにくさにおどろかなければならなかつた。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
夕方、久し振りでこんさんも、ステッキを振りながらおいで下さったが、主人が不在なので、じつにお気の毒に思った。
十二月八日 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「衰弱が、ばかに急激にやって来たらしいんだ。こん明日みょうにちも、わからねえと言っていやがった」
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
一日の苟安こうあんは、数百年の大患なり、いたずら姑息こそく以て処せば、その我を軽侮するもの、に独り露人のみならん。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
まこれを再言すれば、東京専門学校をして政党以外に在て独立せしめんと欲する、これなり(大喝采)。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
「大きな声がどうしたの、いくらでも大きな声を出すよ……さア一度言って御覧ん。事とすべにればお光も呼んで立合わすよ」という剣幕。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
一代此方から進ぜなかったら、斎き姫になる娘の多い北家の方が、すぐに取って替って、氏上に据るは。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
はば、いたこッて何んだ?——山利やまりさいたこ来てな、今日おばおろして貰ったけな、お父えま死んで、火の苦しみば苦しんでるんだとよ。」
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
えまいくよオ!」さう返事をした。「えゝ、糞ちゝ、」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
一代此方から進ぜなかつたら、斎き姫になる娘の多い北家の方が、すぐに取つて替つて、氏上にスワるは。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一代此方から進ぜなかつたら、齋き姫になる娘の多い北家の方がすぐに取つて替つて、氏上に据るは。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
「へえ、なんだっていんまじぶん、こっから出ていけるもんかね」と、さも色男然とした声で、セルゲイが言い返した。
姉御の声で、塚道の扉を叩きながら、言って居たのもいんまの事——だったと思うのだが。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
の夏は若しかすると東京で暑い思いをしなければならないかもしれない。
の日笑顏ゑがほ乳母うばを見て
秋の日 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
姉御の声で、塚道の扉を叩きながら、言つて居たのもインマの事——だつたと思ふのだが。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
姉御の聲で、塚道の扉を叩きながら、言つて居たのもインマの事——だつたと思ふのだが。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
いま九分九厘くぶくりんまで竣成しゆんせいし、いよ/\この二月にぐわつの十一にち
この已来このかた秋稼しうかに至り風雨ついでしたがひて五穀豊かにみのれり。此れすなはち誠をあらはし願をひらくこと、霊貺りやうきやう答ふるが如し。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「立てて云うけにおらあ立って聞きおったら、気の遠うなってグラグラして来た。一時間も立っとったならおらあ仁三郎より先に天国へ登っとる」
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「武男、おまえはな、女親じゃからッてわたしを何とも思わんな。さ、おとっさまの前で一度言って見なさい、さ言って見なさい。御先祖代々のお位牌も見ておいでじゃ。さ、一度言って見なさい、不孝者めが‼」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「何んしよまア、村長はんが代はろと、誰れが議員さんになろと、小前のもんは生血いきち絞られるばつかりや。……蓆旗でも立てゝ、一つがうそう(強訴)でもやらかさうかい。こんなりでは見い、いんまに生きついて了ふで。……」と、文きはどんよりと曇つた眼の玉をクリ/\動かして、血の氣の乏しい顏に笑ひを浮べた。
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
八重「半治はん誠にほめえはりいよう、ほれじゃアまねえよ、ふァたい此家ほゝているに、ほめえがほんなほとをひてや親分ほやぶんまねえよ、小兼ほはねはんにひまになってへえれってえ、ほれじゃア可愛ははひほうだアへえ」
イマヨ、ナド匕首アイクチノゾカセタルテイノケチナ仇討アダウ精進ショウジン馬鹿バカテヨ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
とりわけ、当ギンの皇女は、平安朝に至るまでも、結婚の形式を以て嫁することが出来なかつたのは、総て巫女の資格を持つて、生れて来られるものと考へたからだ。
だからマウ一息、郡役所の権威は身に沁みない様です。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)