“今少”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いますこ55.6%
まちっ22.2%
もすこ11.1%
もちっ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ、今少いますこのち時代じだいのおてら宮殿きゆうでんなどから、はしらいしずゑかはらがたくさんみつかるだけであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「ヘエ。そのお話を今少まちっと早よう伺っておりますると面白う御座いましたが……」
骸骨の黒穂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
をとこらしうもをなごらしうもえて、獸類けだものらしうもゆるともない振舞ふるまひ! はてさて、あきてた。誓文せいもんわし今少もすこ立派りっぱ氣質きだてぢゃとおもうてゐたに。
言えぬどころか、今少もちっ非道ひどいよ……スカラカ、チャカポコ。スチャラカ、チャカポコチャカポコチャカポコ……
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)