“啓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひら53.4%
22.7%
もう8.0%
けい3.4%
ひらき3.4%
あか2.3%
ヒラ2.3%
あく1.1%
まを1.1%
みちひら1.1%
みちび1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずくんぞ宇内の形勢を洞察して武備主義を一変して生産主義となし、貴族社会を一変して平民社会となすの端緒をくを要せんや。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
広栄は左右にけた障子の一方の陰にいたので正面に客と顔をあわせなくてもよかった。客はあの匪徒の中の松山と半ちゃんであった。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
るに燕王の北平を発するに当り、道衍これをに送り、いてしてく、臣願わくは託する所有らんと。王何ぞと問う。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
。しばらくでしたネ。しばらく会わないうちに、貴下眼力はすっかり曇ったようだ。日比谷公園の吸血屍体の犯人を痣蟹の仕業とみとめるなどとは何事だ。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
玉を烹たるもの、そのゆゑをればに玉はたり。其一寸夜光明月のなり。俗子せられたる事悲夫せり。
これは修羅の世を抜けいでて寂光の土にいたるという何ものかのやかなしなのでもあろうか。それでは自分も一応は浄火のを過ぎて、いま凉道蓮台のさきまで辿りついたとでも云うのか。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
霊をくに先だち、棺前で舞踏するのであるが、その目的が、凶霊を退ける信仰に由来していることは明白である。
獅子舞雑考 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
彼のしげに格子をるを待ちて、紳士は優然と内にらんとせしが、土間の一面に充満たる履物を立つべき地さへあらざるにへるを、彼はさず勤篤下立ちて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
時に、多至波奈大郎女、悲哀嘆息し、みて、天皇の前にしてく、さむはしとも、ふ心み難し。我が大王が母王とするがく従遊したまひ、痛酷しきことし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
我に先だちて行かむ、我や汝に先だちて行かむ、えて曰く吾先だちてき行かむ云々、因りて曰く我を発顕しつるは汝なり、汝我を送りて到りませ、と〉とて
滔々と知識を振蒔いて見せる、諄々と豪者をくの態度を取ってみたりする学僧もあるのですが、この学僧には絶えてそういう好意がなく、う気もありませんから
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)