“発顕”のいろいろな読み方と例文
旧字:發顯
読み方割合
はつげん50.0%
あらわ25.0%
ほつげん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ発顕はつげんすることを知らないか、忘れているか、まぎらされているか、歪屈わいくつされているか、それだけの相違でしかない。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いましはた我に先だちて行かむ、はた我や汝に先だちて行かむ、こたえて曰く吾先だちてみちひらき行かむ云々、因りて曰く我を発顕あらわしつるは汝なり、かれ汝我を送りて到りませ、と〉とて
「自己が基礎もとではないか。いかなるわざも自己の発顕ほつげんじゃ。自己すら考えぬなどという人間が、他のために何ができる」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)