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発起
ふりがな文庫
“発起”のいろいろな読み方と例文
旧字:
發起
読み方
割合
ほっき
92.9%
ほつき
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほっき
(逆引き)
座光寺村の北原稲雄が
発起
(
ほっき
)
で、伊那の谷のような安全地帯へ先師の稿本類を移したい、一時それを平田家から預かって保管したい
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
で間島さんは特に
発起
(
ほっき
)
されて私のために幾分の寄贈金を集めてくれた。
其金
(
それ
)
が四百五十三ルピーばかりありました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
発起(ほっき)の例文をもっと
(26作品)
見る
ほつき
(逆引き)
知合の誰彼が
発起
(
ほつき
)
で、ある晩歓迎会が催された。児玉氏も勧められて出席したが、お客の顔を見ると
吃驚
(
びつくり
)
した。そして次ぎの瞬間には、来て先づ
善
(
よ
)
い事をしたと思つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
彼は世を恨むる
余
(
あまり
)
その執念の
駆
(
か
)
るままに、人の生ける肉を
啖
(
くら
)
ひ、以つて
聊
(
いささ
)
か逆境に
暴
(
さら
)
されたりし
枯膓
(
こちよう
)
を
癒
(
いや
)
さんが為に、三悪道に捨身の大願を
発起
(
ほつき
)
せる心中には、百の
呵責
(
かしやく
)
も
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
発起(ほつき)の例文をもっと
(2作品)
見る
“発起”の意味
《名詞》
新しい物事を計画すること。
(仏教)発心。
諦めること。
(出典:Wiktionary)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“発起”で始まる語句
発起人
検索の候補
発起人
御発起
突起発動
起重動力発生機
“発起”のふりがなが多い著者
佐々木邦
尾崎紅葉
島崎藤村
福沢諭吉
国木田独歩
中里介山
谷崎潤一郎
夏目漱石
薄田泣菫
吉川英治