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ほつき
ふりがな文庫
“ほつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
発起
66.7%
發起
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
発起
(逆引き)
知合の誰彼が
発起
(
ほつき
)
で、ある晩歓迎会が催された。児玉氏も勧められて出席したが、お客の顔を見ると
吃驚
(
びつくり
)
した。そして次ぎの瞬間には、来て先づ
善
(
よ
)
い事をしたと思つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
彼は世を恨むる
余
(
あまり
)
その執念の
駆
(
か
)
るままに、人の生ける肉を
啖
(
くら
)
ひ、以つて
聊
(
いささ
)
か逆境に
暴
(
さら
)
されたりし
枯膓
(
こちよう
)
を
癒
(
いや
)
さんが為に、三悪道に捨身の大願を
発起
(
ほつき
)
せる心中には、百の
呵責
(
かしやく
)
も
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ほつき(発起)の例文をもっと
(2作品)
見る
發起
(逆引き)
此人
(
このひと
)
始
(
はじ
)
めは
大藏省
(
おほくらしやう
)
に
月俸
(
げつぽう
)
八
圓
(
ゑん
)
頂戴
(
ちようだい
)
して、
兀
(
はげ
)
ちよろけの
洋服
(
ようふく
)
に
毛繻子
(
けじゆす
)
の
洋傘
(
かうもり
)
さしかざし、
大雨
(
たいう
)
の
折
(
をり
)
にも
車
(
くるま
)
の
贅
(
ぜい
)
はやられぬ
身成
(
みなり
)
しを、一
念
(
ねん
)
發起
(
ほつき
)
して
帽子
(
ぼうし
)
も
靴
(
くつ
)
も
取
(
と
)
つて
捨
(
す
)
て
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ほつき(發起)の例文をもっと
(1作品)
見る
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ほっき
はつき