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兀
ふりがな文庫
“兀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
は
56.0%
はげ
26.0%
こつ
14.0%
ごつ
2.0%
もつと
2.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は
(逆引き)
ここに照る月、輝く日は、
兀
(
は
)
げた金銀の雲に乗った、
土御門家
(
つちみかどけ
)
一流易道、と
真赤
(
まっか
)
に目立った看板の路地から
糶出
(
せりだ
)
した、そればかり。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
兀(は)の例文をもっと
(28作品)
見る
はげ
(逆引き)
其
(
そ
)
の
口
(
くち
)
へ、——
忽
(
たちま
)
ちがつちりと
音
(
おと
)
のするまで、
丼
(
どんぶり
)
を
当
(
あ
)
てると、
舌
(
した
)
なめずりをした
前歯
(
まへば
)
が、
穴
(
あな
)
に
抜
(
ぬ
)
けて、
上下
(
うへした
)
おはぐろの
兀
(
はげ
)
まだら。……
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
兀(はげ)の例文をもっと
(13作品)
見る
こつ
(逆引き)
靄
(
もや
)
が分れて、
海面
(
うなづら
)
に
兀
(
こつ
)
として
聳
(
そび
)
え立った、
巌
(
いわ
)
つづきの見上ぐる上。草蒸す頂に人ありて、目の下に声を懸けた、
樵夫
(
きこり
)
と覚しき
一個
(
ひとり
)
の
親仁
(
おやじ
)
。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
兀(こつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
ごつ
(逆引き)
アフリカのほうにははるかに
兀
(
ごつ
)
とした岩山の
懸崖
(
けんがい
)
が見え、そのはずれのほうはミラージュで浮き上がって見えた。
苦海
(
ビッターシー
)
では思いのほか涼しい風が吹いたが、再び運河に入るとまた暑くなった。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
兀(ごつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
もつと
(逆引き)
兀
(
もつと
)
も周三は
近頃
(
ちかごろ
)
恐
(
おそ
)
ろしい
藝術的
(
げいじゆつてき
)
頬悶
(
ほんもん
)
に
陥
(
おちい
)
ツて、何うかすると、
折角
(
せつかく
)
築上
(
つきあ
)
げて來た藝術上の
信仰
(
しんかう
)
が
根底
(
こんてい
)
からぐらつくのであツた、此のぐらつきは、藝術家に
取
(
と
)
りて、
最
(
もつと
)
も恐るべき
現象
(
げんしやう
)
で
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
兀(もつと)の例文をもっと
(1作品)
見る
兀
漢検1級
部首:⼉
3画
“兀”を含む語句
突兀
兀々
兀然
兀鷹
兀頭
兀坐
兀立
白兀
赤兀
兀峰
兀山
兀天窓
兀座
兀斑
少兀
猶突兀
旭烈兀
兀々然
斑兀
小兀
...
“兀”のふりがなが多い著者
三島霜川
徳冨蘆花
泉鏡花
泉鏡太郎
三遊亭円朝
石川啄木
高浜虚子
幸田露伴
樋口一葉
正岡子規