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糶出
ふりがな文庫
“糶出”の読み方と例文
読み方
割合
せりだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せりだ
(逆引き)
ここに照る月、輝く日は、
兀
(
は
)
げた金銀の雲に乗った、
土御門家
(
つちみかどけ
)
一流易道、と
真赤
(
まっか
)
に目立った看板の路地から
糶出
(
せりだ
)
した、そればかり。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もうお
胤
(
たね
)
が
留
(
とま
)
っては隠すことは出来ない。
彼
(
あれ
)
は内から膨れて
漸々
(
だん/\
)
前の方へ
糶出
(
せりだ
)
して来るから仕様がない。何うも変だ、様子が
訝
(
おか
)
しいと注意をいたして居ました。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あの、大博覧会の出品ね——県庁から、この
錺職
(
かざりや
)
へお声がかりがある位ですもの。美術家の何とか閣が
檜舞台
(
ひのきぶたい
)
へ
糶出
(
せりだ
)
さない
筈
(
はず
)
はないことよ。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
糶出(せりだ)の例文をもっと
(5作品)
見る
糶
漢検1級
部首:⽶
25画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“糶”で始まる語句
糶
糶上
糶売
糶市
糶台
糶声
糶場
糶屋
糶呉服
糶賣
“糶出”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡花