“檜舞台”の読み方と例文
旧字:檜舞臺
読み方割合
ひのきぶたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
形勢は一変してこれらの「骨董的こっとうてき」な諸現象が新生命を吹き込まれて学界の中心問題として檜舞台ひのきぶたいに押し出されないとも限らない。
自然界の縞模様 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
あの、大博覧会の出品ね——県庁から、この錺職かざりやへお声がかりがある位ですもの。美術家の何とか閣が檜舞台ひのきぶたい糶出せりださないはずはないことよ。
しろうとたちでも或る程度までは芝居の真似事まねごとをすることが出来、見物人もその型に依って檜舞台ひのきぶたいの歌舞伎役者を連想しながら見ていられる。
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)