『自然界の縞模様（しぜんかいのしまもよう）』

ここでかりに「縞模様」と名づけたのは、空間的にある週期性をもって排列された肉眼に可視的な物質的形象を引っくるめた意味での periodic pattern の義である。こういう意味ではいわゆる定常波もこの中に含まれてもいいわけであるが、この …

著者	寺田寅彦
ジャンル	自然科学 > 物理学 > 物理学
初出	「科学」1933（昭和8）年2月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約24分（500文字/分）
朗読目安時間	約39分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

歪（ひずみ） 凸凹（とつおう） 角（つの） 河床（かしょう） 杜撰（ずざん） 干上（ひあ） 或（あ） 皺襞（しゅうへき） 皺曲（しゅうきょく） 藤原（ふじわら） 砂泥（さでい） 米田（よねだ） 皺（しわ） 糊状（のりじょう） 縞（しま） 縞状（しまじょう） 瓜（うり） 聡明（そうめい） 珊瑚（さんご） 萌芽（ほうが） 渦動（かどう） 蛇行（だこう） 裂罅（れっか） 褐色（かっしょく） 襞（ひだ） 趨向（すうこう） 辺鄙（へんぴ） 進捗（しんちょく） 鈴木（すずき） 閑人（ひまじん） 闇（やみ） 餡（あん） 鮭（さけ） 鶴（つる） 黴菌（ばいきん） 墨汁（ぼくじゅう） 亀（かめ） 亀甲（きっこう） 伝播（でんぱ） 全豹（ぜんぴょう） 凸出（とっしゅつ） 凹入（おうにゅう） 凹凸（おうとつ） 卿（きょう） 反転（バクリング） 唐紙（からかみ） 土壌（どじょう） 地殻（ちかく） 堆積（たいせき） 塵像（じんぞう） 猫（ねこ） 岩礫（がんれき） 平田（ひらた） 徳田（とくだ） 擾乱（じょうらん） 整斉（せいせい） 斑点（はんてん） 曙光（しょこう） 杉（すぎ） 池（いけ） 泥（どろ） 一隅（いちぐう） 渦層（かそう） 渦流（かりゅう）